
スパウトパウチへの中身の充填方法は、大きく分けて次のふたつの方法があります。
■ スパウトから充填(じゅうてん)する。
スパウト(注ぎ口)に口の内径よりも細い充填ノズルを差し込んで中身を入れた後、スパウトにキャップを閉めます。
手作業でもできる方法ですが、粘度が高めの内容物を充填する場合や充填生産数量が多い場合は手充填では難しくなるため、充填機、キャップを閉めるための「キャッパー」の使用をおすすめします。

■ パウチの開口部から充填(じゅうてん)する。
スパウト(注ぎ口)にキャップが閉まった状態で、パウチ(袋)の天部などに大きく開いた開口部があるスパウトパウチでの充填方法です。開口部に充填ノズルを差し込んで中身を入れた後、開口部を熱シールで密閉します。スパウトから充填する方法と違い、熱シールをするための「シール機」が必要となり、熱シール状態の管理が必要です。

充填方法によってスパウトパウチの形状仕様、必要な充填製造設備が異なるため、充填する中身の性質や製品の使い方、充填製造設備や作業環境を考えて、スパウトパウチの仕様と充填方法をセットで考えます。
パックプラスでは、中身や使用方法を考えた、ベストなスパウトパウチの仕様選びはもちろん、充填機、キャッパー、シール機などの充填設備機械・機器、中身に合った充填委託先のご相談も承ります。
初めてスパウトパウチを採用される方も安心してご相談ください。
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