「オリジナルのパウチ容器は作りたいが充填機は変えられない」その課題を容器設計で解決

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「オリジナルのパウチ容器は作りたいが充填機は変えられない」その課題を容器設計で解決

「オリジナルのパウチ容器は作りたいが充填機は変えられない」その課題を容器設計で解決

お客様のお困りごと

「オリジナルの容器で、新製品の魅力を高めたい。でも、既存の充填設備はそのまま使いたい」
私たちは、そうしたご要望をいただく機会が少なくありません。

今回ご相談いただいたお客様も、同様の状況でした。新製品の発売にあたり、製品コンセプトに合わせたオリジナルのスパウトパウチを希望されていましたが、お使いの充填機はそのまま活用したいとのご意向でした。
「新製品でオリジナルのパウチを作りたいのですが、充填機は今のものをそのまま活用したいんです。ただ、理想の形状にした場合、現在の生産スピードで安定して充填できるものなのか、そこが懸念点でして。」といったお悩みをお持ちでした。

パックプラスの提案

お客様の「オリジナルの形状」という理想と、「既存の充填機を使いたい」というご要望。その両方を実現するため、私たちはまずお客様の充填機の詳細な特性を深く理解した上で、お客様と共に次のようなステップで課題解決を進めていきました。

1.既存設備の特性評価

お客様がお使いの充填機の特性(充填スピード、容器のセット方法など)を詳細にお伺いし、設計上の制約条件を洗い出しました。

2.充填適性を考慮した形状設計

充填機の制約条件の中で、お客様が目指すデザインコンセプトを最大限に実現しつつ、充填時に中身がスムーズに流れ、規定量が正確に充填される最適な袋形状を設計しました。

3.実機テストによる最終検証

試作品が完成した段階で、実際にお客様の既存の充填機でのテストを実施。ご希望の充填速度で問題なく生産できることをお客様と共に確認しました。

導入の結果

綿密な設計と検証プロセスにより、お客様は充填設備の大きな投資を行うことなく、製品コンセプトを反映したオリジナルパウチの導入を実現されました。

  • 新規設備投資なく製品の独自性を確保
    • 既存の充填機をそのまま活用できる、新製品のコンセプトに合ったスパウトパウチが完成しました。
  • 従来の生産効率を維持
    • 事前のテストと微調整により、既存の充填機でも従来の製品と変わらない生産スピードと品質での安定生産を実現しました。

さらに、ご担当者様からは次のようなお言葉をいただきました。

「オリジナルの形状は、充填機を更新しないと無理だろうと半ば諦めていました。既存の設備で安定生産できる形状を設計していただいたおかげで、コストを抑えながら新製品を市場に出せる見通しが立ちました。」

最後に

「オリジナルの容器は魅力的だが、そのために充填機まで買い替えるのは難しい」
「形状を変えると、今の充填機はもう使えないのでは…」
そうしたご懸念で、製品の新たな可能性を見送ってしまっているケースも少なくないかもしれません。

私たちパックプラスは、お客様がお持ちの設備や環境を前提に、その中で実現可能な最適解をご提案します。
ぜひ一度、私たちにご相談ください。


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