化粧品・食品・工業用途など、液体用軟包材(パウチ)を中心とした、容器機能・デザイン設計から容器製造、充填設備までご提案。
包装・容器の企画、設計、デザイン、製造、販売
SOLUTION
近年、サステナビリティパッケージへの関心が高まる中、「会社として環境対応に取り組む方針は決まったが、担当者として何から手をつければいいのか分からない」というようなご相談をいただく機会が、業種を問わず増えています。
そうした中、ある食品メーカー様から、同様の課題についてご相談をいただきました。
ご担当者様からは、次のようなお話を伺いました。
「まずは主力製品のパッケージを見直そうと考えたのですが、そもそも環境対応と言っても、どのような選択肢があるのか。また、我々の製品に適した素材や形状はどれなのか、検討の進め方から分からなくて困っています。」
私たちは、この「何から始めるべきか」というお客様の悩みに寄り添うことこそが、最初の重要なステップであると考えました。
お客様の「何から始めるべきか」というお悩みを具体的なアクションへと繋げるため、私たちはまず現状を正しく理解することから始め、お客様と共に次のような段階を踏んでいきました。
お客様の製品特性や流通条件、エンドユーザーの使用シーンまでを丁寧にお伺いし、現状のパッケージが抱える課題(コスト、品質、作業性など)と、環境対応によって達成したいゴールを共有しました。
分析結果に基づき、環境対応には様々なアプローチがあることをご説明しました。例えば、素材の観点では「バイオマス素材の利用」や「リサイクル性の高いモノマテリアル化」、構造の観点では「薄肉化による軽量化」などです。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討した結果、今回はお客様の製品の使い勝手も考慮し、容器形状そのものをボトルからスパウトパウチへ変更することが、最も効果が高いと判断し、そのようにご提案しました。
いきなり全面的に切り替えるリスクを考慮し、少量での試作・評価から始め、段階的に導入を進める具体的な移行プランをご提案。お客様が安心して新しい取り組みをスタートできるようサポートしました。
ご提案したスパウトパウチへの切り替えを導入いただいたことで、環境負荷低減と物流効率の向上において、明確な成果が生まれました。
ご担当者様からは、次のようなご評価をいただいています。
「環境対応が目的でしたが、物流や廃棄コストの削減といった事業面でのメリットまで出たのは嬉しい驚きでした。現場からも『軽くて扱いやすい』『最後までしっかり絞り出せる』と好評で、全社的な取り組みの、素晴らしい第一歩になったと思います。」
「自社製品にもサステナビリティパッケージを導入したい。でも、どこから見直せば分からない」そんなお悩みをお持ちではありませんか?
パックプラスでは、お客様の製品特性や流通条件、そして現場の使いやすさまで含めて丁寧にお話を伺い、課題解決につながる最適なパッケージをご提案します。
大きな変更である必要はありません。どのような方法があるのか、一緒に見つけるところから始めてみませんか?